「介護事故対策・リスクマネジメントは何から始めればよいのか」
「介護事故対策は、どうすればよいかわからない・・・」
その答えは、「介護事故を理解・整理・共有すること」です。
介護事故対策は、交通事故対策に似ています。
安全運転・交通ルールを守ることは言うまでもありませんが、
その土台となるのは、「どんな生活場面、介助場面でどのような事故が起きているのか…」を
全スタッフで理解・共有することです。
「車いす移乗の時は、必ず、ブレーキをしっかり止めること…」
「移乗介助や、オムツ介助が終われば、必ずベッド柵をすること…」
新人さんがくれば、先輩スタッフ一生懸命に教えているでしょう。
しかし、たくさんの手順や注意点を教えてもらっても、それだけでは忘れてしまいます。
介護事故を全スタッフで理解・整理・共有できれば、
介護事故の半数、特に介助ミスが原因の介護事故・重大事故は八割を減らすことができます。
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