介護事故報告書を作成するには、リスクマネジメントに対する知識・ノウハウが必要となります。
そして、介護事故報告書の作成には、必ず第三者による「検証」が必要となります。
介護事故報告書は事故を発生させた、発見した当事者が考えたり、思い出して書くものではなく、
検証した第三者が、その結果をそのまま記入するものなのです。
この介護事故報告書は「検証」を挟んで、その前後で役割は二つに分かれています。
一つは、事故の発生状況や初期対応、原因を分析・検証すること
そしてもう一つは、報告から事故予防策の検討、収束までを追記していくことです。
もちろん、その土台となるのは、一つ目の「事故の把握」です。
ここで、きちんと状況把握や原因分析、初期対応が適切だったのかを判断できなければ、
その先の家族への連絡、行政への報告、予防対策の検討にすすむことはできません。
ここでは、「事故の把握」の検証ポイントと
介護事故の検証・報告書作成の4つの鉄則について解説します。
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