親の介護に向きあう　２６

同じ医療と言っても、若者が受ける医療と
高齢者に対する医療の考え方は根本的に違うもの

若者の医療はインフルエンザや骨折、ガンなど
個別の病気や怪我に対する一時的な治療を目的にするもの
これに対して、高齢期の医療は、
骨密度の低下や高血圧、糖尿病など老化や生活習慣病
に対する継続的な観察・管理が必要となる。

だから、「糖尿病だけ」「高血圧だけ」「肝臓だけ」
といった個別の病気の治療ではなく、
身体の調子を管理してくれる「かかりつけ医」が不可欠となる

高住経ネット