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キーワードを切り取る、超高齢社会を読み解く

これからの高齢者介護、高齢者の住まいの問題を考える上で、不可欠なキーワードがいくつかあります。

例えば、地域包括ケアステム。
「地域が主体になって・・」「地域包括ケアの推進によって・・」など、これからの高齢者医療介護問題の議論においては、必ずでてくる言葉です。しかし、「何が変わるのか、これまでとどう違うのか」「なぜそれが、いま必要なのか」と聞かれて、きちんと説明できるでしょうか。

高齢者住宅の「囲い込み」も同じです。「不正だ・・」という人もいれば「不正ではない・・」という人もいます。2018年の介護報酬の改定で「集中利用に対する減算」が示されていますが、本当に不正でないのであれば、なぜ減算になるのかよくわかりませんし、逆に不正なのであれば「減算にならないように工夫すればよい・・」という問題だとも思えません。

それ以外にも、
「サ高住と有料老人ホームの関係はどうなるのか・・・」
「特養ホームはこれからどうなるのか、民間の高齢者住宅との差別化はどうするのか・・・」
など、高齢者住宅の分野に限定しても、制度矛盾の課題は山積しています。

ここでは、これから抜本的な議論が必要ないくつかのTOPICを挙げ、現在の高齢者介護、高齢者住宅の課題と、その未来について、考えます。


「地域包括ケアシステム」 について考える


地域包括ケアは超高齢社会を救う「魔法の呪文」ではない

地域包括ケアって何だろう ~疑問にこたえられますか?~ 🔗
地域包括ケアは「打ち出の小づち」「魔法の呪文」ではない 🔗
地域包括ケアが進まない理由 ~危機感・責任感の欠如 🔗
地域包括ケアの誤解 ①  ~安易な「施設から住宅」~ 🔗
地域包括ケアの誤解 ②  ~地域包括ケア≠地域密着型~ 🔗
地域包括ケアの誤解 ③  ~方針なき地域ケア会議~ 🔗
地域包括ケア時代に向けて権限が都道府県・市町村に移譲 🔗
地域包括ケアへの取り組みの甘い自治体は崩壊する 🔗

地域包括ケアシステム  構築の要件とポイント

地域包括ケアシステム 構築のための4つの指針 🔗
地域包括ケアシステムに必要な4つの構成要素 🔗
地域包括ケアシステム構築のプロセス ~長期的な指針~ 🔗
地域包括ケア 事業計画策定に向けてのポイント 🔗
地域包括ケアシステム ~設置運営・指導監査体制~ 🔗
地域包括ケアシステム ~ネットワーク構築の基本~ 🔗
地域包括ケアシステム 低所得者・福祉対策の検討~ 🔗

地域包括ケアの土台となる「地域ケアネットワーク」を推進する

地域包括ケアの土台は、地域ケアネットワークの推進・構築
地域ケアネットワークの不備が地域にもたらす多大な損失
地域ケアネットワークのアプリケーションは「クラウド型」
クラウド型 地域ケアネットワークの特徴とメリットを理解する
地域ケアネットワーク構築例 Ⅰ ~情報発信・共有・管理~
地域ケアネットワーク構築例 Ⅱ ~サービスマッチング~
地域ケアネットワークがもたらす直接的効果とその広がり
地域ケアネットワークの推進方法 ~地域包括ケアのプロセス~
地域ケアネットワーク 導入までの流れ・協力事業者の選定


高齢者住宅業界の抱える課題とその未来


高齢者住宅の「囲い込み」は何が問題なのか

高齢者住宅の「囲い込み問題」とは何か     🔗
ぜ、低価格の高齢者住宅は「囲い込み」を行うのか 🔗
「囲い込み高齢者住宅」を激増させた3つの原因 🔗
「囲い込み」は介護保険法の根幹に関わる重大な不正 🔗
要介護高齢者の命を奪った「囲い込み」の悲劇 🔗
拡大する不正 ~介護医療の貧困ビジネス詐欺~ 🔗
苦悩するケアマネジャー、加害者になる介護スタッフ  🔗
「囲い込み高齢者住宅」は、超高齢社会の不良債権になる 🔗
囲い込みを排除できなければ地域包括ケアは崩壊する 🔗 

入居一時金方式の法的課題と経営上のリスク

有料老人ホーム 「利用権」の法的な特殊性 🔗
脆弱な 利用権を前払いさせる入居一時金方式  🔗
「終身利用」は本当に可能なのか ~脆弱な要介護対応~ 🔗
前払い入居一時金を安易に運転資金として流用する有料老人ホーム 🔗
入居一時金経営 長期入居リスクが拡大している3つの理由 🔗
有料老人ホームは「リゾートバブル型」の崩壊を起こす 🔗
「短期利益ありき」素人事業者の台頭と後手に回る法整備 🔗
有料老人ホーム 入居一時金方式の課題と未来  🔗


要支援・軽度要介護高齢者住宅の未来・方向性を探る

自由選択型 高齢者住宅への回帰の動きが加速する背景
「高齢者住宅は要介護対応に関与しない」というビジネスモデルは可能か
高齢者住宅の「要介護対応力=可変性・汎用性」とは何か
要介護対応力(可変性・汎用性)の限界 Ⅰ ~建物・設備~
要介護対応力(可変性・汎用性)の限界 Ⅱ ~介護システム~
要介護対応力(可変性・汎用性)の限界 Ⅲ ~リスク・トラブル~
「早めの住み替えニーズ」のサ高住でこれから起こること
自由選択型 高齢者住宅は不安定な「積み木の家」になる
これからの高齢者住宅のビジネスモデル設計 3つの指針


高齢者住宅M&Aの未来と業界再編

活性化する高齢者住宅のM&Aはバブル崩壊の序章
介護ビジネス・高齢者住宅のM&Aが加速する背景
高齢者住宅のM&Aの難しさ ~購入後に商品・価格を変えられない~
高齢者住宅の「M&A」は、いまの収益ではなくこれからのリスクを把握
その収益性は本物なのか Ⅰ ~入居一時金経営のリスク~
その収益性は本物なのか Ⅱ ~囲い込み不正による収益~
単独で運営できない高齢者住宅 Ⅰ  ~低価格の介護付有料老人ホーム~
単独で運営できない高齢者住宅 Ⅱ  ~単独の住宅型・サ高住~
高齢者住宅の「M&A価格」は暴落、投げ売り状態になる
検討資料は、財務諸表ではなく、「重要事項説明書」を読み解く
成功する「M&A」と業界再編  Ⅰ ~グランドビジョンが描く~
成功する「M&A」と業界再編  Ⅱ ~地域包括ケアを意識する~
成功する「M&A」と業界再編  Ⅲ  ~「今やるべきではない」~ 

「介護職員 配置基準緩和」は愚策か

「介護職員 配置基準緩和」の目的は何か
「介護職員配置 基準緩和」のターゲットは介護付有料老人ホーム
「介護職員配置 基準緩和」の課題と論点 Ⅰ ~【3:1配置】とは何か ①~
「介護職員配置 基準緩和」の課題と論点 Ⅱ ~【3:1配置】とは何か ②~
「介護職員配置 基準緩和」の課題と論点 Ⅲ ~CITで人員削減は可能か ①~
「介護職員配置 基準緩和」の課題と論点 Ⅳ ~CITで人員削減は可能か ②~
「介護職員配置 基準緩和」が行きつく先は高額化と二極化
なぜ、高齢者の住まいの制度は迷走しつづけているのか
「介護職員 配置基準緩和」は、やるべきことと正反対





更 新 予 定   ~COMIMG SOON~

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