PLANNING

「社会価値」「市場価値」の高い高齢者住宅をつくる



有料老人ホームがあぶない (2009年7月)
有料老人ホーム 大倒産時代を回避せよ (2010年5月)
高齢者住宅があぶない (2015年9月)
で予見していた通り、有料老人ホーム、サ高住の経営悪化、倒産が増えてきました。

「高齢者住宅の経営悪化は、介護報酬が低く、人材が集まらないからだ」
「高齢者住宅が増えすぎて、過当競争の時代に入っている」
識者の中にも、このような分析をする人が多いのですが、これは全く違います。

高齢者住宅の倒産増加の最大の理由は、商品として脆弱、欠陥だからです。
そのために、入居者も集まらず、介護スタッフも集まらないのです。
また「過当競争だ」というのも大きな間違いです。これから、自宅で生活できない重度要介護高齢者、認知症高齢者が激増します。特養ホームなどの施設整備にも限界があることから、重度要介護高齢者の住まいは絶対的に不足しています。まだまだ、高齢者住宅は足りないのです。

高齢者住宅は、これから「崩壊」と「成長」の二極化の時代を同時に迎えます。
現在、運営中の高齢者住宅は、低く見積もっても半分程度は倒産します。一方で、強い商品性をもった、優良な要介護高齢者を対象とした高齢者住宅が増えていきます。
その違いは、「経営力」ではなく、「開発力・プランニング力」にあります。
私たちは、「制度のグレーゾーンで儲ける」という反社会的なビジネスモデルではなく、 企業の事業を通じて社会的な課題を解決する社会価値・市場価値の高い真に超高齢社会に寄与する高齢者住宅を整備していかなければなりません。

高齢者住宅の「強い商品」とは何か、現在の多くの高齢者住宅は何が間違っているのか。
これからのプランニングのポイントと実務について解説します。

【開設予定者向け コラム】

 

SERIAL STORY  

高齢者住宅事業の成否はプランニングで決まる

【Plan 01】 高齢者住宅「需要が高いから、事業性が高い」 は大間違い 
【Plan 02】 高齢者住宅関連制度を理解する ~その課題と未来~ 
【Plan 03】 「自立対象」と「要介護対象」は高齢者住宅の商品が違う 
【Plan 04】 商品をつくる ~基準に沿って作られた高齢者住宅は欠陥品~ 
【Plan 05】 「施設じゃないから介護サービス分離が原則」は素人発想
【Plan 06】 高齢者住宅事業の成否は「リスクマネジメント」で決まる 
【Plan 07】 経営者が注力すべきは「顧客満足度」よりも「従業員満足度」 

不足するのは要介護高齢者住宅 ~事業特性の理解~

【Plan 08】 要介護高齢者対策とは ~介護・福祉・住宅・低所得者~ 
【Plan 09】 「在宅へ、自宅へ」という対策は何故間違っているのか 
【Plan 10】 なぜユニット型特養ホームを増やしてはいけないのか 
【Plan 11】 事業性も需要も「要介護高齢者専用住宅」に集約される 
【Plan 12】 「建物設備×生活支援サービス」の一体検討が不可欠 
【Plan 13】 地域密着型など小規模の高齢者住宅はなぜ失敗するのか 
【Plan 14】 地域包括ケアへの変革で大きくかわる高齢者住宅ビジネス

要介護高齢者住宅の商品設計 ~建物設備設計の鉄則~

【Plan 15】 高齢者住宅 建物設備設計の基礎となる5つの視点 
【Plan 16】 「安心・快適」の基礎は火災・災害の安全性の確保
【Plan 17】 建物設備設計の工夫で事故は確実に減らすことができる 
【Plan 18】 高齢者住宅設計に不可欠な「可変性」「汎用性」の視点 
【Plan 19】 要介護高齢者住宅は「居室」「食堂」は同一フロアが鉄則 
【Plan 20】 大きく変わる高齢者住宅の浴室脱衣室設計・入浴設備 
【Plan 21】 ユニットケアの利点と課題から見えてきた高齢者住宅設計
【Plan 22】 長期安定経営に不可欠なローコスト化と修繕対策の検討 
【Plan 23】 高齢者住宅事業の成否のカギを握る「設計事務所」の選択 

要介護高齢者住宅の基本設計 ~介護システム設計の鉄則~

【Plan 24】 「特定施設の指定配置基準=基本介護システム」という誤解
【Plan 25】 区分支給限度額方式では、介護システムは構築できない
【Plan 26】 現行制度継続を前提にして介護システムを構築してはいけない 
【Plan 27】 現在の高齢者住宅 「介護システムの脆弱性」を指摘する 
【Plan 28】 重度要介護高齢者に対応できる介護システム 4つの鉄則 
【Plan 29】 介護システム構築 ツールとしての特定施設入居者生活介護 
【Plan 30】 要介護高齢者住宅 基本介護システムのモデルは二種類 
【Plan 31】 高齢者住宅では対応できない「非対象」高齢者を理解する 
【Plan 32】 要介護高齢者住宅の介護システム 構築から運用への視点 
【Plan 33】 介護システム 避けて通れない「看取りケア」の議論 
【Plan 34】 労働人口激減というリスクに介護はどう立ち向かうか ① 
【Plan 35】 労働人口激減というリスクに介護はどう立ち向かうか ② 

高齢者住宅 事業計画の基礎は業務シミュレーション

【Plan 36】 大半の高齢者住宅は事業計画の段階で失敗 
【Plan 37】 「一体的検討」と「事業性検討」中心の事業計画へ
【Plan 38】 事業シミュレーションの種類と目的を理解する  
【Plan 39】 業務シミュレーションの目的は「強い商品性の探求」
【Plan 40】 業務シミュレーションの条件 ① ~対象者の整理~
【Plan 41】 業務シミュレーションの条件 ② ~サービス・業務~
【Plan 42】 高齢者住宅のトイレ ~トイレ設計×排泄介助 考~
【Plan 43】 高齢者住宅の食堂 ~食堂設計×食事介助 考~ 
【Plan 44】 高齢者住宅の浴室 ~浴室設計×入浴介助 考~

 

高齢者住宅 「建物設計」×「介護システム設計」 (基礎編)

【Plan 45】 要介護高齢者住宅 業務シミュレーションのポイント
【Plan 46】 ユニット型特養ホームは基準配置では介護できない (証明)

更新予定 ~Coming Soon ~

【Plan 47】 小規模の地域密着型は【2:1配置】でも対応不可 (証明)  
【Plan 48】 ユニット型特養ホームに必要な人員は基準の二倍以上 (証明)
【Plan 49】 居室・食堂分離型建物で【3:1配置】は欠陥商品 (証明) 
【Plan 50】 居室・食堂分離型建物では介護システム構築が困難
【Plan 51】 業務シミュレーションからわかること ~制度基準とは何か~
【Plan 52】 業務シミュレーションからわかること ~建物と介護~


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