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親が元気なときにこそ、親子で「認知症」の話をしよう

「認知症は高齢期には誰でもなるもの…」
くらいに考えた方がいい。
また、その85%を占めるアルツハイマー病や脳血管障害は、
治すことは困難でも、進行を抑制できるようになっている。

ただ、その早期発見が難しいのが認知症。
それは医学的に難しいのではなく、
家族も本人も、過度に認知症を恐れるがあまり、
「もう少し様子を見よう」と目を逸らせたり
「ワシは認知症ではない」と頑強に否定するから。
結果、どんどん進行し、手遅れになってしまう。

認知症は早期発見・早期治療ができれば怖い病気ではない。
ただ、認知症に対して正しい理解、対応ができていないことが、
認知症を怖い病気にしている。

認知症の話は認知症になってからではできない。
元気なときに冷静に親子で話し合っておくことが必要





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