高齢者が、突然、要介護になる理由の一つは、骨折や脳梗塞などの怪我や病気です。
高齢者は、骨密度の低下によって転倒すれば骨折するリスクが高く、
高血圧、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病により、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも上がります。
そして、ほとんどの人が、そのまま要介護状態になります。
介護が必要になっても、介護サービスを利用しながら自宅に戻って生活することは可能です。
しかし、中には年齢的にリハビリをしても、立ち上がることもトイレにも行けない、
脳梗塞による脳へのダメージが大きく、自宅で生活することが困難なケースもあります。
そのような場合は、特別養護老人ホームや高齢者住宅への入居を検討することになります。
「自宅に戻れない…」「病院からは早期退院を求められる…」となると、不安でいっぱいになりますが、
何をすべきか、どうすれば良いのかがわかっていれば、慌てる必要は全くありません。
ここで、バタバタと慌ててしまい、
「安心・快適」「重度要介護対応可」「すぐに入れます…」という美辞麗句を聞いて、
そのサービス内容をよく聞かないまま高齢者住宅に入ると、必ず後悔します。
ここでは、脳梗塞などで重い後遺症が残り、特養ホームや高齢者住宅に入居を検討する場合の
流れとポイント、家族の役割について、整理します。
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