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【動 画】 介護人材確保の未来を読む ~二極化する介護人材・事業者~



今日の課題は、「介護人材確保の未来」についてです。

それは、介護サービス事業者の経営問題でもあり、介護難民発生の社会問題でもあります。

基本的に、労働市場は短期的には景気の動向に連動します。

そのことを前提に、中長期的な視点から、これから介護人材は充足するのか、

それても、いま以上に、介護人材は慢性的に不足する状態となるのか・・・

それは、充足のベクトルと不足するベクトルの両方を考える必要があります。


介護人材不足が加速すると言われる最大のベクトルは、少子高齢化です。

高齢者介護は労働集約的な事業ですから、介護需要増加に比例して人材が必要となります。

重度要介護発生率が顕著に高くなる85歳以上の高齢者が激増する一方で、

それを支える20歳~64歳までの人口は、2040年には20%減、2060年には35%減。

今でも、多くの事業所で介護人材不足が慢性化していますが、

少子高齢化によって、介護人材不足がより顕著になると考える人は増えています。


もう一つの介護人材充足のベクトルは、テクノロジーの進化です。

テクノロジーの進化によって、いま人間が行っている仕事のおよそ半分が、10年以内に

ITやAI、ロボットなどで行うことが可能になると、予測されています。

つまり、これからは、多くの産業で働く人間がいらなくなる、もしくは少なくなるのです。


このベクトルの速さと強さによって、介護人材の不足・充足の未来が決まります。

ただこれは、「充足するからプラス」「不足するかマイナス」という単純な話ではありません。

充足のベクトル、不足のベクトルと、その先にある介護経営の未来について、考えます。











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