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【動 画】 介護事故 対策実務の基本 Ⅱ  ~拡大予防対策 ~



介護事故 対策実務の基本の二つ目は、拡大予防対策です。

これは、リスクマネジメントの本質に関わる話です。


事業所によって差はあるものの、ケアマネジメントの導入によって、

科学的な介護、事故リスクの分析は進んでいます。

しかし、事故や感染症を一定、予防・削減できたとしても、

権利意識の変化、モンスターファミリーの登場によって、

苦情やクレーム、それによってスタッフが受けるストレスや負担など、リスクは、大きく広がっているのです。

事故の予防対策に力を尽くすことは当然ですが、それと並行し、

事故はゼロにはできないということを前提に、スタッフを守るため、事業を守るため、

感情的な苦情や、スタッフの疲弊、離職に拡大しないよう対策を講じる必要があるのです。


介護事故が、感情的なクレーム・苦情に拡大する原因は、大きく分けて二つ。

一つは、事業者と家族・入所者の信頼関係の醸成が不十分なこと。

もう一つは入所中の事故は誰の責任なのか…という認識が事業者と家族で食い違うからです。

この認識の差が不信感を生み、感情的になり、リスクを拡大させる要因となっているのです。


リスクの拡大予防の基本は、この事故の責任に対する認識の違いを埋めること、

そして、入所者・家族との信頼関係を醸成することです。

ここでは、介護保険施設や高齢者住宅を例に、事前説明の目的や

入所判定委員会の設置、ケアカンファレンスの見直し、解決対応など、

介護事故から派生するリスクの拡大、波及予防策について、考えます。




https://youtu.be/xI0J6t5N-88








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