「介護マニュアルをつくっていますか?」と問うと、その反応は大きく分けて二つ。
一つは「一応つくっている」「法人から渡されたものがある・・」というもの。
しかし、その立派なマニュアルは全く活用されることなく、事務所のロッカーに入ったまま・・・
もう一つは、「マニュアルなど作っても意味がない」というマニュアル反対派。
「介護は個別ケアが原則で、マニュアルで介護」はできないという事業所・・・
なぜ、このような無意味なマニュアルや、「介護マニュアル=マニュアル介護」
という誤解が介護現場で生まれているのか・・・
介護マニュアルの目的は「チームケア」を土台としたリスクマネジメント。
「あるだけ介護マニュアル」は、無駄なだけでなく、リスクマネジメント対策として最悪。
一方の、「マニュアルでは介護できない派」の事業所では、我流介護が横行し、
チームケアの意識はとぼしく、事業所・組織としてのノウハウの蓄積はすすまない。
安全介護マニュアルの目的と役割は何か、その役割と目的について整理する。
この記事へのコメントはありません。